2023年9月18日月曜日

ハンドルが熱い!

                      
 7月からの暑さが9月に入っても続いている。「暑さ寒さも彼岸まで」という。秋の彼岸の中日(9月23日)まであと5日。ほんとにそうなってほしいと思う。

 何度も書いているが、エアコンのない「昭和の家」なので、暑い日は戸と窓を全開し、朝から扇風機を最強にする。

 区内会や所属する団体の用事がないときには、たいていこんな感じで一日を過ごす。朝食をすませると、1~2時間かけて翌日のブログ(兼新聞コラム)の骨格をつくる。そのあとは家の用を足しながら、午後の早い時間に原稿を仕上げる。

 コロナ禍以来、ブログを古巣のいわき民報に転載するようになってから、一日のサイクルが「現役」時代と同じものに変わった。

 「ネットにアップするブログ」というより、「新聞に載せるコラム」という意識が強くなり、それに合わせて、夜ではなく、日中に文章をつくるクセがついた。

 合間に座いすを倒して本を読んだり、昼寝をしたりする。宵には晩酌をやりながら、次のブログの下書きをつくる。

 という意味では、体は全く動かさないのだが、それでもこの夏は汗がにじみ、読み書きに苦労した。

 それだけではない。車を庭に止めている。日中、用事があってハンドルを握ると、やけどするくらいに熱い。運転するどころではない。

で、最近は朝からハンドルにタオルをかけている=写真。それでやっと、「アチチチー」がなくなった。

9月15日の夜は、この夏初めて、扇風機なしで寝た。朝晩は確かに、涼しさを感じることがある。しかし、日中はまだまだ夏の暑さが続いている。

どのくらい暑かったのだろう。同8日の線状降水帯による大雨被害とは別に、7月から9月14日までの75日間の最高・最低気温チェックすると、やはり大変なことになっていた。

 テレビでいわきの気温として報じられるのは、海岸部の小名浜だ。ここに測候所があったことによる。その気温を見る。

 75日間のうち、最高気温が30度を超えた「真夏日」は42日、最低気温が25度以上だった「熱帯夜」は26日。

 やや内陸の山田町は、真夏日こそ小名浜より多い59日だったが、熱帯夜は6日にとどまった。

 小名浜は涼しい――。ハマから離れたところに住んでいる、そう思ってきた。ところが、データの上では3日に一度くらい、寝苦しい夜になった。これは海面水温が高いからだろう。

 いわき市の中心市街地がある平は、気象台の公式記録がない。それで、体感に近い気温は「いわき・小名浜」ではなく、「山田町」の記録で推し量る。

 とにかく暑かった。「思考限界指数」は、わが家では室温28度。真夏日どころか、それに近い温度になると、頭は働かなくなる。

 このごろはやっと朝の1~2時間、扇風機なしで過ごせるときがある。が、日中はやはり蒸し暑い。ほんとうに彼岸までには暑さが去ってほしい、毎日そう念じている。

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