2019年2月10日日曜日

よりによって雪とは

 きょう(2月10日)は、10回目のいわきサンシャインマラソン大会が行われるはずだったが……。
きのう、朝のうちに降りだした雪は、なかなかしぶとかった。小やみになったかと思うと、また静かに降り続ける。それを繰り返しながら、夜になるとぼたん雪に変わった。早い段階での中止発表は、雪に弱いいわきの交通事情を考えれば、やむをえない。

 夕方、同じ平地でも山寄りの小川町からわが家へ来た人が言っていたそうだ。「小川に比べたら平は雪が少ない」。そのころ、街からの帰りに夏井川の堤防を通って、ハクチョウの様子を確かめた。「白鳥おばさん」がえさをやる時間帯だ。ん!? 2、3日前にも感じたことだが、150羽ほどはいたはずのハクチョウが一気に数を減らしている=写真。40羽もいない。

寒暖の波が激しい。2月4日の立春は、小名浜で最高気温が15度を超え、文字通り春を感じさせる一日になった。と思ったら、翌5日は9.7度。6、7日と10度を超えたが、8日は6.8度、そして雪が降ったきのうは0.9度だ。

平・塩のハクチョウは立春の暖かい風に刺激されて北帰行の準備に入り、少し北へ移動したのだろうか。

さて、いわきサンシャインマラソンは中止になったが、いわき昔野菜保存会主催の第9回いわき昔野菜フェスティバルはきょう午前10時半から、予定通り中央台公民館で開かれる。

昔野菜づくり相談会、田人そばの手打ち実演・試食のあと、在来小豆の「むすめきたか」(いわき)と「むすめきた」(茨城県常陸太田)をつないだ地域文化交流座談会が開かれる。同フェスでおなじみの江頭宏昌山形大教授がコーディネーターを務める。種の来る道・行く道を考えるまたとない機会になる。

気になるのは天気と路面だが……。けさ、新聞を取りに外へ出ると、星が輝いていた。庭はきのうの夜10時ごろと変わっていない。車の屋根の雪はさらさらしているが、側面の雪はザラメ状だ。橋上はうっすら凍っているかもしれない。

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