地域の清掃作業

　天気に左右される行事が続く。６月最初の日曜日（２日）は、旧神谷村がエリアの「神谷地区球技大会」が開かれた。雨だと１週間延びてきょう（６月９日）になる。無事に終わった。

　きょうは「春のいわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」最終日、住民参加の「清掃デー」だ。朝６時半には行政区内で一斉に清掃が始まる。朝４時過ぎに起きて庭に出る。空は鉛色だが、雨は降っていない。

　きのうは神谷の８行政区長も参加して、神谷公民館の草刈り・清掃作業が行われた。８人の区長はそのあと、近くの平六小裏山にある旧神谷村の「忠魂碑」と、公民館の向かい、立鉾鹿島神社の境内にある「為戊辰役各藩戦病歿者追福碑」の周りを清掃した。追福碑は木の枝に覆われて、公民館の前の道路からはよく見えない。草を刈り、枝を剪定したら、新しいしめ縄と紙垂（しで）が見えるようになった＝写真。

　雨が降ったら公民館の草刈り・清掃作業は中止。忠魂碑と慰霊碑の清掃は？　過去６年は、雨とは無縁だった。案じても仕方がない。寝て起きたら、雨がやんでいた。朝食を早めにすませ、８時半からざっと２時間、清掃作業に汗を流した。

　忠魂碑と追福碑は、周囲の草を刈るだけでは終わらない。四隅に新しい竹を立て、しめ縄を張る。さらに、お神酒を供えて二礼二拍一礼をする。戊辰戦争、日清・日露戦争、アジア・太平洋戦争。この１５０年の間に地域の人間は４回も戦争に巻き込まれた。

　さて、きょうは一斉清掃のあと、朋友の車で磐梯熱海温泉へ出かける。福島高専時代の仲間８人で“ミニ同級会”を開く。一泊二日なので、あしたの拙ブログは休みます。

自分のなかでは、一連の行事が無事に終わり、次の展開のための一休み、というところ。去年１０月、中学校の古希記念同級会が、やはり磐梯熱海温泉で開かれた。同じホテルに泊まる。