2019年6月5日水曜日

平日早朝の“連絡道路”

 日曜日は球技大会、月曜日朝は祝勝会の後遺症――。で、夏井川渓谷の隠居へ出かけて、キュウリ苗や三春ネギ苗の様子を見るのが、きのう(6月4日)になった。
 平日には、朝8時前に店(米屋)を開ける。それまでに戻って来ないといけない。5時半に家を出た。30分で着く。7時に隠居を離れるとなると、土いじりのできる時間はおよそ1時間だ。

 ネギ苗はほぼ変化なし。キュウリ苗にはたっぷり水をやる=写真。葉が少し食害されている。ウリハムシがとりついていた。生ごみを埋め、育ちの悪いキヌサヤエンドウに追肥をし、支柱にテープで棚をつくると、磐越東線の上り(郡山発いわき行き)一番列車が通過した。

 隠居では時計を見ない。朝の6~7時台は一番列車で時間を測る。上りが通過して6時45分前後になったことを知る。それから20分ほどして下り(いわき発郡山行き)がやって来た。「下りが通る前に作業を終えないと」と、カミサンにいっていたのに、少しのんびりしてしまった。急いで隠居を後にする。

 5時台と違って、渓谷の道路も車の往来が増えていた。平地に下ると、さらに数が増えた。平窪地内の国道399号のラッシュを避けるために、5時台に通った水田地帯の“抜け道”にそれる。と、ここも途切れることなく車が行き交っていた。

 平窪~神谷~草野間は、国道399号と同6号が基幹道路だ。東日本大震災後、この道路の混雑を避けるために“抜け道”を利用する車が増えた。平日の朝7時台に“抜け道”を利用して、朝晩の交通量の急増を実感した。

 この“抜け道”に関しては、「平窪・草野間連絡道路整備促進期成同盟会」というものがある。3地区(旧町村名でいうと、平窪・神谷・草野3村)の区長が名を連ねている。前は急に道幅の狭くなるところが2カ所あった。1カ所は拡幅整備されたが、もう1カ所は地権者の行政不信のために未整備のままになっている。

膠着状態なので、期成同盟会を存続し、負担金を払い続ける意味があるのか、という声も根強い。が、朝のこのラッシュを経験してみると、道路拡幅が早急に必要だ、ということがわかる。沿線では新たに団地ができる。またまた交通量の増加が懸念されている。交通量の少ない日中ではなく、朝7時台に期成同盟会の現場研修をやってはどうか。整備促進の必要性が共有されるはずだ。

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