新しい座椅子=写真=を使い始めてだいぶたつ。こたつで仕事をしている分にはいいのだが、背もたれを倒して昼寝をすると、ちょっと厄介だ。
腰のあたりのふくらみがしっくりこない。投げ出した足も関節の裏あたりで座椅子のへりに触れて圧迫感がある。リラックスして仮眠することが難しい。
古い座椅子は基部の板がじかに畳に接していた。回転はしない。背もたれは2段階に分けて角度を調節する。いつも深く倒して昼寝をしていたのが、あるとき、ガクンとはずれて倒れた。
角度を調節する基部の片方が板からはがれてしまった。座椅子を片づけて、座布団を3枚重ねて座り、ノートパソコンを開いてみたが……。座布団だけではどうも落ち着かない。
背もたれがないので、疲れると体が揺れる感じがする。別の座椅子も試したが、ひじ掛けがないので立ち上がるのに時間がかかる。
結局、壊れた座椅子をこたつに戻し、支えとして後ろに豆椅子を置いた。これだと豆椅子が支えになって、よりかかっても倒れない。
が、次第に背もたれが後ろへ傾く。豆椅子の位置を逆(後ろ向き)にして、背もたれで背もたれを支えると、ずれが収まった。
背もたれを倒して昼寝をするときには、豆椅子を前向きにして高さを調節し、背中のクッションを減らしたり、小さなものに替えたりする。とにかく面倒だ。
そんなことをブログに書いたら、後輩がすぐやって来た。応急処置をしてみるという。座椅子はあっという間に直って戻ってきた。
左側の基部が壊れた原因を推測して、座椅子を長持ちさせる方法をアドバイスする。背もたれを倒して昼寝をしたあと、体を左にねじって起こすのではなく、ひじ掛けの両端に手を置いてまっすぐ上半身を起こすようにするといい、という。
しかし、これも後輩が「あくまで応急処置」というとおり、再びガクンとなった。ちょうど新年を迎えるころだった。
家具店へ行くと、ひじ掛けが付いた黒い合成皮革の座椅子があった。在庫がないので取り寄せるという。前払いをして1週間後に取りに行った。
回転する座椅子のために、椅子の基部は回転台から少し浮いている。背もたれは背中だけでなく、後頭部も支えられるように高くなっている。
冒頭に書いたように、仕事中はなんの問題もない。背もたれを倒して体を預けたときに少し違和感がある。
小さいクッションを腰のあたりに置いたり、後頭部に置いたりして調整しているのだが、いまだにピタッとはまるクッションを見つけられないでいる。
と、ここまで書いてきて、最近、どこかの家から薄くてやわらかいクッションが出てきたのを思い出した。それを夏井川渓谷の隠居に運んだばかりだ。あの薄さとやわらかさなら……。今度、試してみよう。
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