2016年4月4日月曜日

アカヤシオ開花

 きのう(4月3日)は日中、半月ぶりに夏井川渓谷の隠居で過ごした。V字谷だが、集落のあるところだけ少し傾斜が緩やかになっている。とはいえ、谷底(標高110メートル前後)から一番高い山頂(612メートル)までの標高差はざっと500メートル。見上げる尾根は高い。「前山」だけでなく「奥山」もある。
 隠居の対岸、「前山」のアカヤシオ(イワツツジ)が開花した=写真。半月前の「春分の日」には、斜面には色がなかった。
 
 いわき市のソメイヨシノは、平地では三分咲き~満開だった。平地のソメイヨシノと渓谷のアカヤシオは、開花期がほぼ重なる。平地のソメイヨシノがそうなら、谷間のアカヤシオも――“花見ドライブ”を兼ねて渓谷へ駆け上がると、自然の点描画が待っていた。

 夏井川渓谷の道路沿いにもソメイヨシノがある。やっとつぼみが赤くなってきた。次の日曜日の10日は、地元の小社「春日様」のお祭りが開かれる。アカヤシオは前山だけでなく奥山まで、サクラも道端のソメイヨシノから前山のヤマザクラまで、満開になるに違いない。すでに日当たりのいいところではヤマザクラが咲いていた。
 
 アカヤシオは他に先駆けて花をつける。が、今シーズンは暖冬だった。アカヤシオの花のほかに、かなりの数の落葉樹が芽吹いていた。こんなことはあまりない。芽吹いた木々の薄茶・黄・黄緑・黄土色などが目に入ってくる。そちらにも意識がいくのか、アカヤシオのピンクに集中できない。
 
 いうならば、ヤマザクラ・フサザクラ・ソメイヨシノ・その他の庭木が花開いて、渓谷は三春、五春、いや十春に彩られる。ウグイスもさえずりを始めた。

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