2019年4月25日木曜日

もっと雨が欲しい

 きのう(4月24日)午後、用があって街へ出かけたあと、ラトブへ寄った。地下駐車場から地上へ出ると、いきなり雨が降ってきた=写真下1。街へ向かうとき、西方に連なる阿武隈の山がかすんでいた。曇天なのに霞がかかっている、と思ったのは間違いで、雨のカーテンだったのかもしれない。
雨はあっという間にやんだ。通り雨だった。車にこまかいほこりがこびりついている。雨がほこりを洗い流してくれるかと思ったが、かえって空中の粉じんを落として汚したか。(今朝は起きると、雨が降りはじめたところだった。いったん雨脚が強くなったものの、すぐ静かになった。昼にはやむらしい)

 先日、地元の小学校で「子供見守り隊」と児童の顔合わせ会が開かれた。校長室で待機している間、よその区長さんらと雑談した。さっぱり雨が降らない話になった。間もなく一斉に田んぼに水が引かれる。「水が足りなくなるようなことはないだろうが……」

前にも書いたが、いわきでは少雨の状態が続いている。夏井川は5月の田植え時期になると、小川、愛谷両江筋(農業用水路)に水を取られて水位が下がる。あちこちに“川中島”ができる。すでにそういう状態になっている。

ハクチョウが越冬する平・塩地内にも、大きな川中島ができた。ある日、そこに自動車のタイヤの跡がついた=写真下2。ここではときどき、重機が入ってたまった川砂を採る。ダンプが近くまで行ける。4輪駆動車なら岸まで下りられる。水量が減ったために“蛮勇”を振るいたくなった人間がいたのだろう。
雨が降らない分、雑草は伸びが弱い。雨が降りだすと、刈っても刈っても生えてくるようになる――農業がなりわいの区長さんのぼやきだ。

このごろは、朝、歯を磨きながら、庭のヤブガラシの芽を摘む。あちこちから生え始めている。つる性植物で、放置するとやぶに絡まって枯らすくらいに生命力が強い。

これも少雨のせいで生長が抑制されているのだろうが、次から次に芽を出す。20歳前に読んだ大江健三郎の小説に「芽むしり仔撃ち」がある。ヤブガラシの芽を摘みながら、この「芽むしり」という言葉を思い出した。また読んでみるか。

0 件のコメント: