2019年4月27日土曜日

10連休が始まった

 歩くだけで汗ばむ日が続いたと思ったら、きのう(4月26日)は一転、雨になって冷たい東風が吹いた。3日前の火曜日は、ところてん=写真=がうまかった。きのうは、座業に使っているこたつにスイッチを入れた。春とはいえ、寒暖の差が大きすぎる。
 きょうから「10連休」だ。その5日目、5月1日には元号が「平成」から「令和」に替わる。きのうのテレビで10連休を利用して海外へ出かける人が、取材するアナウンサーの質問に誘導されて答えていた。「平成」に出国して「令和」に帰国する――。

「10連休」を文字通り休める人間はどのくらいいるのだろう。10連休を報じるメディアはまず無理だろう。10連休を取材して報じるために休めないのだから――そんなことを思ってしまうのは、昔、その世界にいたからだ。

 それはさておき、生活の現場では、10連休はどこかの話でしかない。店をやっている。休めない。朝昼晩、食事をつくる。休めない――と言われたら、答えようがない。大型連休も改元も家のなかではあまり関係がないのではないか。

 実は、となるのだが、10連休はチャンスでもある。引き受けた仕事がある。余計なことをせずに、それに集中する。そのほかに、ひとつふたつ、やることがある。きょうは地元の長寿会の総会に来賓として出席する。1週間後の土曜日には、やはり区を代表して地元の神社の祭りに顔を出す。その翌日、日曜日には夏井川渓谷の隠居で三春ネギの苗を定植する。

世間が「10連休」のときこそ、集中して仕事をする、気がつけば元号が替わっていた、というくらいになればいい。意気込んでもたいがいは計画倒れに終わるが、今度の仕事はすぐ締め切りがくる。先送りはできない(先日、NHKがニュースで「前倒し」の対語として「後ろ倒し」を使っていた。初めて聞く言葉だった)。

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