夜半は静かだったが、朝4時半に起きると、時折、茶の間のガラス戸がガタンガタンと鳴り、小雨も降ってきた。時間がたつにつれて雨風が強くなっている。5時半前には暴風雨圏に入ったようだ。
新聞は休刊日、配達員は休みた。小・中学校は、きのうのうちに臨時休校が決まった。常磐線や磐越東線も運転を見合わせるという。
きょうは「燃やすごみの日」で家の前にごみネットを出さないといけない。雨風が強まるからカラスは来ないだろう。しかし、ごみ袋を出す人がいるかもしれない。どうするか悩んだが、ごみ袋を飛ばされないよう、5時前にはネットを出して、ひもを電信柱に縛り、ネットのはじっこをブロック片で押さえた。そのあと最初の土砂降りがきた。
さて、きのうは真夏を思わせる暑さだった。朝食をとるとすぐ、夏川渓谷の隠居へ出かけた。ピークを過ぎたとはいえ、キュウリはまだまだ花を咲かせている。週に2回、取りに行く。2本の苗から毎週10本前後は収穫できる。きのうも5本収穫した。
キュウリの支柱はただ一列に4本立ててテープで棚をつくっただけだ。支柱の支えがないので、暴風に遭うと簡単に倒れる。前に痛い目にあっている。今度の台風はかなりの勢力らしい。谷底では風にもまれやすい。よけいに心配が募る。
手をこまぬいてはいられない。支柱の支柱が必要だ。支柱の両端に別の支柱を合掌式に組み、テープで固定した。キュウリのつるもテープでかこみ、棚から外れないようにした=写真。
鷹の爪も実が赤くなり始めた。熟した実を収穫したあと、茎の上部をテープで支柱に縛った。苗を移し植えたばかりのときに根元を同じように縛ったが、上部を固定しないと根がもまれて倒れかねない。それでも倒れたら立て直すだけだ。
ネギは、夏の酷暑をはさんで長梅雨と秋の長雨に見舞われている。このままではとろけてしまいかねない。月遅れの盆明けに浅く斜めに植えなおした。まっすぐに深く植えたままだったら、倒伏を防ぐために土寄せが必要だが、伏せ込んだから大丈夫。というわけで、小さな菜園の台風対策はすませた。
しかし、それでも惨憺たる状況になるかもしれない。きょうは雑用があって行けないが、あしたは様子を見に行く。一番心配なのは、キュウリや鷹の爪ではなく、庭にあるキリ、そして名前は分からないが枯れてキノコが発生する木が折れて隠居を直撃しないか、だ。
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