いわきの平地(街)で暮らしているかぎりは、影響は皆無だろう。これが一歩、山里に入るとたちまち移動に支障をきたす、ということになりかねない。
日曜日(2月16日)に夏井川渓谷の隠居へ出かけたら、道路に看板が立っていた=写真上。「迂回路のご案内」「踏切改良工事のため」「2月20日~2月23日」。
渓谷の幹線道路は夏井川に沿う県道小野四倉線だ。浜通りのいわき市と中通りの田村郡小野町を結ぶ。この道路と交差しながら、JR磐越東線が走る。
いわき市川前町川前字荷付場地内に関の沢踏切がある=写真下。その踏切で改良工事が行われるために、県道が4日間通行止めになる(列車は普通に運行するようだ)。迂回路は一山超えた南の国道49号~同349号と、看板の地図に記されていた。
別の立て看によれば、通行止めの時間は初日20日が午後9時から、最終日23日が午前6時半までの終日だ(日中に限っていえば、21、22日が通行止めということになる)。列車ダイヤに変更はないものの、最終列車のあとから工事に入り、4日目の早朝、一番列車が通過する前に工事を終える、ということらしい。
関の沢踏切は、渓谷の小集落・牛小川(小川)と竹島(川前)の間にある。中通りへ行くならともかく、踏切のちょっと先、川前駅周辺に用があるときには、牛小川から神楽山へ向かう林道を利用すればいい。わざわざ国道49号から三和の差塩を越えて川前へ下るルートを大回りする必要はない(ただ、街から川前の小中学校へ通勤している先生たちは大変だろう)。
とはいえ、台風19号の影響がどのくらい残っているか。神楽山側の林道が利用できるという保証はない。
県道も、牛小川から関の沢踏切までの間だけで何カ所か、谷側の路肩がえぐられている。特に、山前踏切と関の沢踏切の間の約700メートル区間は、建物でいう犬走りのようなところに山・線路・道路・川が並行している。そこでも1カ所、谷側の路肩がえぐられたままだ=写真右上。
おととい(2月17日)は雨になった。きのう見ると、水石山が雪をかぶっていた。ふもとの国道49号は、わき道の差塩は大丈夫か。いわきの平地では梅が開花しても、山里ではまだまだ雪に見舞われる。
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