2020年2月8日土曜日

庭のスイセンが咲いた

庭のスイセンが咲いた=写真下。おととい(2月6日)の昼前、街へ出かけて戻ると、花が目に留まった。つぼみがふくらんでいるのはわかっていた。3~4輪は咲いていた。立春あたりに咲き出したか。
わが家の庭のスイセンは、師走から正月にかけて咲き出す夏井川の土手や川岸に植えられたスイセンと違って、咲くのがかなり遅い。南隣の義弟の家との境にブロック塀がある。常緑のナンテンが上を覆っている。それで日当たりがあまりよくないのが影響しているのかもしれない。

自分のブログによると、暖冬の4年前(2016年)は2月中旬に咲き出した。今年(2020年)はそれよりも10日ほど早い。

同じ日、フェイスブックで、世界各地で1月の気温が高かったことを知る。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービス(C3S)が4日明らかにしたと、AFPが伝えた。

「観測史上最も暖かい1月、世界各地で平均気温超え」という見出しで、各国の事例が紹介された。ロシアでは1月、ほぼ全土で平均気温を越えた。米国の多くの地域やカナダ東部、日本や中国東部の一部で、気温が平均を上回った。広範囲に大規模森林火災に見舞われたオーストラリアのニューサウスウェールズ州でも、気温が平均を超えた。
 この日、街の帰りに、いつものように夏井川の堤防を通ってハクチョウを観察した。昼間は通常、周辺の田んぼへえさをついばみに行って1羽もいない。それが、新川の合流点に20羽ほど、その下流の中の島に70羽ほどが羽を休めていた。小名浜で最低気温が氷点下5.5度になったきのう、夕方にも通った。どちらの数も増えていた=写真上。

 2月に入ると、夕方に戻って来る数が少なくなっていた。暖冬で北帰行が早まったのかもしれない、と思ったが、まだこれだけの数がいる。一概には言い切れない。しかし、増えたり減ったりしながら、少しずつ北の方へ向かっているのではないだろうか。

庭のジンチョウゲはブログの記録によると、スイセンより1週間ほど遅れて咲き出す。きのうは「寒さの冬」が勝ったが、季節は徐々に「光の春」へと向かっている。

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