2020年2月27日木曜日

ガラケーからスマホへ

「2月末でポイントが失効する」「修理受付が終了となる」。このところ矢継ぎ早に封書が届く。そろそろ、かな――。日曜日(2月23日)、予約した時間に夫婦でドコモショップへ行って、ガラケーからスマホに切り替えた。
 ガラケー自体、電話できればいいのだからと、簡単なものにした。他人とのやりとりだけでなく、どちらかが外出したときに家の固定電話を介して連絡する。このごろはカミサンから連絡がきて迎えに行くことが多い。その程度だから、「夫婦で1台」で十分だ。スマホも同じ。通話第一でいい。ほかの機能は、ゆるゆると、おいおいと覚える。

 夫婦で説明を聴き、必要な初期設定をしてもらい、カミサンが知人に電話して、約束の時間を過ぎるかもしれないことを伝えた。電話のかけ方はそれでわかった。電話がかかってきたら……。その知人に目の前でかけてもらった。なるほど、こうやって電話がかかってくるのか=写真。

そのあと、手元に置いて3日目の夜。若い知人から電話がかかってきた。話が終わるころ、「実はガラケーからスマホに……」というと、「道理で、音がクリアになっていました」。そういうものなのか。

 ひまを見つけては取扱説明書を読んでいる。タッチパネル操作のページにはプレス・ロングプレス・タッチ・スライド・ドラッグなどのやり方が書いてある。これも慣れて覚えるしかない。

インターネットにつないで、検索のまねごとをする。このあたりはノートパソコンで“在宅ワーク”をやっているので、なんとなくわかる。大きくて重いノートパソコンがてのひらに納まったと思えばいいのだろう。

カメラには「花認識モード」がある。カシャッとやったらAIが候補の名前を出してくれる、とある。

キノコはどうか。「キノコ認識モード」はもちろんない。きのう(2月26日)、たまたま移動図書館から借りた佐久間大輔著『きのこの教科書――観察と種同定の入門』(山と渓谷社)を読んでいたら、スマホを利用した撮影法が載っていた。デジカメと併用することにする。

 ほかには、辞書を引く、計算機を使う、そんな機能の一つひとつを確かめるようにいじっている。ワンタッチダイヤルはガラケーでもやっていたので、いずれ登録する。地図アプリの使い方は、これから若い仲間にじっくり聴く。

ガラケーよりは重い。耳にあてて長話をすると、手が疲れてくる。疲れない方法はあるのかどうか。それと、問題はスマホの表面がツルツルしていることだ。ズボンのポケットに入れて取り出すとき、あわてて落っことさないともかぎらない。

ガラケーから「ちりめんふくろう」のストラップを外して取り付けた。もう8年前(2012年)になる。双葉郡富岡町から避難していた、当時93歳のおばあさんからもらった手づくりの品で、初代は翼が赤、2代目は青だった。今の3代目はピンクで、色もだいぶくすんだが、滑り止めにはなるだろう。

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