ただし、これまでのレベル3では、公共施設は「原則閉館」だったが、一定の条件を満たす施設については、一部利用制限(開館時間の短縮など)を行ったうえで開館を継続できるようにした(どこが開館し、どこが閉館するのか――それを知りたいのだが、現時点ではわからない)
私が属しているいわき地域学會は、市文化センター(中央公民館)を会場に年10回、市民講座を開いている。今年度は延期・再延期を経験した。1月は22日に開く。2月は19日だ。
1月はかろうじてセーフ。小宅幸一幹事が「カフェー、バーの歴史を考える」という演題で、いわきの酒場と酒文化の歴史を話す。
問題はそれ以降だ。市民講座はもちろんだが、2月に講師を頼まれている「内郷学講座」がある。
市がレベル3の方針を固めた18日午後、市内郷支所の担当者から電話があった。2月17日の夜、内郷公民館で開催を予定していた内郷学は中止が決まったという。
私の演題は「吉野せい『洟をたらした神』を読み解く~内郷をどう描いているか」。去年(2021年)秋からいろいろ調べてきて、まとめの段階に入っていたのだが、しかたがない。
地域学會の2月の市民講座は、まだ講師を決めていない。会場の文化センターからも19日現在、連絡はない。
高齢受講者が多い講座なので、ここは感染防止を優先して2月の開催を見合わせようと思う。1月の講座のあとに開かれる役員会に諮って決める。
ほかにも関係する団体がある。先日、行政区の役員会を開いた。3月末の定期総会について諮ったところ、去年同様、リアル(対面)ではなく書面審議で実施することが決まった。
図書館はどうなるのか。とりあえず臨時休館もありうるとみて、返却日の近い本を返し、借りられる限度(15冊)に近い本を借りるつもりだが、今のところ告知はない。
ホームページには、ラトブビルの設備点検に伴い、総合図書館が2月8日に臨時休館になる、という案内があるだけだ。(1月19日付でお話し会中止の案内が載った。施設そのものは開いているということだろう。)
内郷支所から連絡のあった日の夕方、図書館への行き帰りに夏井川の堤防を利用した。立木が伐採され、堆積した土砂が除去されてだだっ広くなった河川敷では、ハクチョウの大集団が草をついばんでいた=写真。ここへの飛来はこの冬が初めてだ。
きょう(20日)が返却日の本が5冊ある。それを返して別の本を借りる。帰りは無論、堤防からハクチョウをウオッチングする。白い集団がいっとき憂き世を忘れさせてくれる。
けさの県紙は、1面トップで福島県が「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請する考えを明らかにしたことを伝えていた。状況はいちだんと厳しさを増している。
0 件のコメント:
コメントを投稿