正月三が日の最後の日。ごみ収集は休みのはずだが……。元日と日曜日の2日はともかく、月曜日の3日は、早くもふだんの月曜日の感覚に戻った人がいたようだ。
新年になって書いた年賀状が早く届くようにと、3日早朝、車を走らせていわき郵便局のポストに投函した。
途中にごみ集積所が何カ所もある。ごみネットが取り付けられたままなのでわかる。1カ所に複数のごみ袋が出ていた。「あれれれ、収集日ではないのに」。つい、集積所管理人のようなぼやきが出た。「カラスに狙われるぞ!」
わが家の前の集積所は、わが家でネットを出し入れする。木曜日午後にカミサンが引っ込めて、月曜日早朝に私が出す。
3日は今年最初の月曜日だ。1月第2週に回収するのは、わが生活圏では5日「容器包装プラスチック」と6日「燃やすごみ」だけ――3日に間違ってごみネットを出すと、「燃やすごみ」を出す人がいるかもしれない。ごみカレンダーで確かめたばかりだった。
「月曜日だから」「でも、まだ三が日だし」。心の“ゆらぎ”はだれにでもある。が、ごみを出した人は最初から「いつもの月曜日」だったのだろう。
年賀状を出したあとは、夏井川の堤防経由で帰った。ちょうど対岸(山崎)の丘から朝日が昇るところだった。
新川が合流するところに5羽、塩と中神谷の境に十数羽、サケの簗場(やなば)の上・下流に大集団のハクチョウが羽を休めていた。合計すると、150~200羽か。
新川が合流する塩地内では、今も平日、重機が出て川砂採取が行われている。下流の中神谷地内では、令和元年東日本台風からの復旧と国土強靭化のための立木伐採、堆積土砂の撤去工事が進められた。今はのっぺりとした河川敷が広がっている。そこにハクチョウたちが休んでいる姿をよく見かける=写真上1。
わざわざどこかへバードウオッチングに出かけなくてもいい。街とわが家を往復する途中でハクチョウを見る。今はこれで十分だ。
家に戻れば、やることは決まっている。本を読む。昼寝をする。テレビを見る。ブログを書く。それだけですぐ夕方になる。
カミサンの実家(久保町)に年始のあいさつに行く(2日)、孫が来たのでお年玉をあげる(3日)、といったことはあるが、それ以外は正月三が日もふだんの暮らしの連続でしかない。
そうそう、いわきの正月行事に「鳥小屋」がある。師走のみそか、カミサンの実家を経由して、夏井川渓谷の隠居へ正月様を飾りに行く途中、赤井の田んぼで鳥小屋を見た=写真上2。一般的には7日早朝、「お焚き上げ」をして、各家の正月様を送る。
松の内まではなんとなく正月気分が続く。が、4日は「仕事始め」だった。世間に合わせて、こちらも頭を「2022年版」に切り替える。きょう(5日)はごみネットを出した。3回目の白菜漬けの準備もしないと――。
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