今年(2022年)は、1回目が5月29日、2回目が8月5日。そして、10月9日の日曜日、3回目の草刈りが行われた=写真。
たびたび当ブログで書いているが、庭は二段になっていて広い。わが生活圏内の石森山のふもとに草野小絹谷分校がある。その校庭と同じか、それ以上だろう。
震災前は、知り合いの業者に頼んで草を刈った。それを見て、上流の畜産農家が「刈り草が欲しい」といってきた。連絡すると、刈り草を回収し、お礼に牛ふんを届けてくれた。原発事故がそれを断ち切った。そのころ(2009年7月初め)のブログの抜粋。
――梅雨も半ばに入ると、野道は繁茂した草で狭くなる。この時期、川の堤防や田んぼのあぜ道で草刈り機を動かしている人をよく見かける。県道や国道も草刈りが欠かせない。湿潤な日本の夏は草刈りの夏でもある。
週末のみの“半住民”だから、隠居の庭の手入れは行き届かない。梅雨には決まって足元が見えなくなるほど草に覆われる。そろそろ業者に頼まないと……。
一日かけて草を刈ってもらったら、見違えるほど庭がスッキリした。堤防上の道でも経験することだが、草が両側から迫るとうっとうしい。車も運転しにくい。
それと同じで、草の茂った庭は歩きづらい。蛇がひそんでいないかと不安にもなる。その草がきれいに刈り払われたときの爽快感がたまらない。
猫の額ほどの菜園がある。草に埋もれてどれが野菜か草か分からないほどだったのが、きれいに刈り払われて庭と菜園の区別がつくようになった。
虫のすみかが減った分、野菜の葉や実の食害も減るだろう。草刈りが済むとしばらくは精神衛生にいい状態が続く。
あとは川前町に住む畜産農家に連絡すれば、刈り草を残さず持って行ってくれる。農薬などは使っていないので牛のえさには最適なのだという――。
今は、後輩が頼りだ。3連休のど真ん中、日曜日の朝10時前、隠居に着くとすでに上の庭の草が刈り払われていた。
隠居へ行くのが遅れたのは、朝一番で回覧資料の配布をしたからだ。いつもだと10日付だが、天気がよろしくない。雨の心配がない日曜日に役員さん宅と担当する隣組の班長さん宅に届けた。
カミサンは実家で亡母の遺品の整理をした。カミサンを送り届けてから隠居へ向かったので、どうしても時間がずれ込んだ。後輩は7時には草刈りを始めたという。
それからざっと2時間、下の庭の草刈り=写真=が終わったところで、昼食をとった。その後も家と道路際の草を刈り、1時ごろにやっと一日がかりの大仕事が終わった。ありがたいことだ。
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