「村に清流あり~福島県川内村~」。日曜日(11月20日)朝8時のNHK「小さな旅」は、いわき市の隣村が舞台だった。
イワナを養殖している男性や古民家カフェの開業準備をしている友人の娘さんなどが紹介された。
古民家カフェが週末だけプレオープン(現在は正式オープンまでお休み)をするというので、日曜日(10月23日)、夏井川渓谷の隠居から“スーパー林道”(広域基幹林道上高部線)と市・村道を経由して、下川内の友人の家を訪ねた。古民家カフェは敷地内にある。
昼食を楽しみに出かけた。ちょうどNHKの取材クルーがいた。若いディレクター氏と少し話をする。番組は「小さな旅」だという。「旅人」のアナウンサーがいないので、「東北小さな旅」と勘違いしたが、全国放送だった。
友人の話だと、取材は3日間に及んだ。旅人は山本哲也アナウンサー。彼が出演するシーンは早めに撮影を終え、私ら夫婦が訪ねたときには、詰めの取材だったのだろう。
娘さんの友人夫妻もやって来た。私らと同じカレーを頼んだ。それも含めて、娘さんと客とのやりとりを撮影した。
番組では、古民家カフェの店内が映しだされる。奥に帽子をかぶった私がいる。その手前、若いカップルのテーブルにカレーが届く。写真を撮る客。
そこに隣席からカメラを持ってカミサンが加わる。カメラを向けたカミサンが真ん中にいる。そのカミサンが撮ったカレーがこれ=写真。
私らはそのあと村内を巡り、新しくできた国道399号十文字トンネルをくぐっていわきへ戻った。
その顛末を上・中・下の3回に分けて書いたブログが、「夕刊発磐城蘭土紀行」としていわき民報に転載された。
夏井川渓谷の小集落でいわき民報を読んでいる知人が、偶然、「小さな旅」を見ていた。「夕刊発――」で記憶していた古民家カフェが出てきた。
“スーパー林道”は渓谷が起点だ。下川内へはすぐ行ける。いつかは訪ねてみようと思ったという。
この日、隠居で土いじりをしたあと、用があって知人の家を訪ねた。それで朝見た「小さな旅」の話になった。私らも映っていたことを伝えると、「再放送を見なくちゃ」。
番組のなかでは、プレオープンは「お披露目会」になっていた。清流が自慢の地域だけに、生活用水は井戸水か湧き水でまかなえる。村には上水道がない。そのへんが課題のようだった。
これは余談だが、「小さな旅」が放送された日、「川内村 古民家カフェ」で検索する人がかなりいたらしい。私のブログのアクセス数がふだんの倍近くになった。めったにないコトだ。
古民家カフェに興味を持つ人が多いのはなんとなくわかる。同時に、NHKの影響力の大きさを思わないではいられなかった。
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