きのう(8月11日)も早朝からクラクラする暑さになった。ときおり、茶の間にあるデジタル時計の気温をメモした。
9時過ぎ、室温はすでに30度を超えて32.3度に。2時間後の11時近くには34.2度。正午前には35度を超えた。その後も小刻みに上昇し、2時半になると、たぶんわが家では初めて、36.0度に達した=写真上1。3時直前に36.1度になったのが、きのうのピークだった。
家にエアコンがないので、最近は雨が降らない限り、2階の窓を開けっ放しにしている。1階はもちろん、寝るまですべての窓と戸を開けている。茶の間は西側が押入と床の間。窓がないので、熱がこもる。扇風機を「強」にしても、熱風が届くだけだ。
ここまで高温になると、さすがに蚊も現れない。蚊に刺されないのはいいのだが、頭もはたらかない。汗だけはかくから、その倍も氷を入れて冷やした水を飲む。しょっちゅう飲む。それでも汗がにじんでくる。古くさいたとえだが、サウナにいるようだ。
さすがに、夕方には疲れて一時、茶の間を退散した。どこか涼しいところはないか。毛皮を着た猫は夏になると、北側のトイレそばの洗濯機の上でよく休んでいた。東に窓があって、たまに涼風が入る。そこに立つと、少し気温が低いのがわかる。かといって、トイレの前にイスをおいて本を読むわけにもいかない。
代わりに、きのうは台所で肥大したキュウリの皮をむき、乱切りにした。庭に自生するシソの葉を何枚か摘んで刻み、キュウリと一緒に塩でもんだのを冷蔵庫に入れ、冷えてから晩酌のつまみにした=写真上2。
晩酌中にカツオの刺し身がぬるむと冷蔵庫に戻す。冷えるとまたうまみが戻る。それと同じで、キュウリの乱切りも途中、冷凍庫で“急速冷蔵”した。今度は半分冷凍するまで置いてみようか。シャリシャリした乱切りもいいかもしれない。
きのうは、後輩が最後のマクワウリを持ってきてくれた。袋に入ったのをかぐと、かすかに香りが立つ。もう十分熟している。すぐ冷蔵庫に入れた。この酷暑に冷えたウリを食べる――それを想像するとたまらない。そんなことを考えて暑さを忘れるのだが、基本的には涼しい夜明けのうちに用をすませる、が一番かもしれない。
最近はトシのせいでかなり早寝早起きになった。その意味では、早起きは苦にならない。朝めし前3時間くらいを、仕事や調べものの時間にあてる。太陽がのぼったら、あとはだらだら過ごす。けさはそう決めて起きたのだが、4時前なのに茶の間の気温は30.9度にしか下がっていない。きょうも「危険な暑さ」が続くのか。
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