新型コロナウイルスによる感染症がいわき市内でも急増している。市はこのため、4月24日から5月16日までを「感染拡大防止一斉行動」期間として、市民に不要不急の外出自粛などを呼びかけた。
市もまた、公民館と美術館、草野心平記念文学館などの臨時休館と、大型連休中に予定されていた市主催行事の中止などを決めた。
いわき地域学會は5月15日、市文化センターで今年度最初の市民講座を予定していた。会員にはすでに案内のはがきを出している。
市の「一斉行動」実施に伴って、考古資料館や勿来関文学歴史館がツイッターなどで、4月29日~5月16日の臨時休館を発表した。図書館からもメールで臨時休館の連絡が入った。となると、ほかの公共施設も……。去年(2020年)のこの時期、やはり公民館などが一斉に休館している。
おととい(4月27日)の夕刊に臨時休館の詳細が載った=写真上1。同じ日、夕刊が届く前に旧知の文化センター館長さんから電話がかかってきた。臨時休館の連絡だった。やっぱり、きたか。
実は市民講座の案内はがきを出すとき、事務局の仲間と先行きどうなるかわからない、という話になった。3密を避けるには、案内はがきを持参した会員、それも先着40人で締め切る「閉じた講座」にするしかない。だから、メディアには告知のためのはがきを出さなかった。状況はしかし、どうなるかわからない、どころではない。会場そのものが閉鎖された。
6月の市民講座については、講師は未定だが同じ会場を確保している。そのころには公共施設の利用が再開さているはずだから、初回の講座をそのまま1カ月延期することにして、関係者に連絡して了解を取った。近く「感染拡大防止一斉行動に伴う開催延期」の案内はがきを出す。
個人的には、図書館の臨時休館が痛い。おととい、急いで総合図書館に行って、休館中の読み物として文学と地球環境・地質学を結び付けたエッセー集2冊を借りた=写真上2。大型連休中は北欧やアメリカなど、世界を旅する気分でこれらの本を読む。カミサンもきのう、駆け込みで本を借りた。
日曜日は夏井川渓谷の隠居で土いじりをし、それ以外は巣ごもり(ホームステイ)を続け、合間に石森山へ散歩に行く。
そうそう、勿来文歴の企画展「野口雨情~童謡詩人といわき~」は、開館初日に見に行った。臨時休館から再開まで3週間近くある。休館中に図録を読んでいろいろ勉強してから、また見に行くことにしよう
これも、そうそう、だ。75歳以上にはワクチン接種の案内がきている。数に限りがある。きのう(4月18日)、かかりつけの医院へ薬をもらいに行ったら、そこでも接種が受けられる。まずはコールセンターに連絡して、ということだった。ここなら近所なので、カミサンも歩いて行ける。
0 件のコメント:
コメントを投稿