最近やっと新しいノートパソコンを使いだした=写真。「そろそろダメになるよ」と息子にいわれ、「手ごろな値段で使いやすいもの」を頼んで買ったのが、今年(2021年)、いや去年だったか。少なくとも1年ほどは買ったままにしておいた。
古いパソコンの画面が乱れる。画面の角度を変えたり、ヘリを撓(たわ)めたりすると、いっとき正常な画面に戻る。そうやってなだめながら使ってきた。
若い仲間に来てもらい、新しいパソコンをインターネットに接続しようとしたが、つながらない。何度か来てもらって、ようやく接続できるようになった。まだ使えない機能もある。それをいいことに、古いパソコンにしがみついてきた。
会社を辞めて、自分のノートパソコンを買ったのは2007年秋。翌年2月下旬、若い仲間にセットアップしてもらい、ブログを始めた。
第1回は2008年2月25日。2021年12月29日時点で通算4878回になった。このまま毎日書き続ければ、122日後の4月30日には5000回を迎える。ブログも積もれば記録の山になる。
一日に1回、締め切りを持つ――。病気や旅行などのとき以外は、それを胸に刻んで書き続けてきた。
マラソンと同じだが、競技ではないので、ゴールは設定していない。しかし、あそこに見えるあの電柱まで走ろう、そしたらまたその先の電柱まで走ろう、そうしてゴールを目指すマラソンランナーと意識は変わらない。
私にとっての「電柱」は日常のなかで撮影した写真や見聞、あるいは実体験だ。そこからキーワードを絞り込んで書く。そうでないと書き続けられない。新聞でコラムを書いてきた経験と技術も支えになる。
ノートパソコンは今度で3台目だ。前は6年ほど使って更新した。2台目はまる7年使っている。いよいよガタがきたらしく、いろんな症状が出てきた。
新パソコンでは、ブログのアップと検索、フェイスブック、ツイッターの閲覧を、旧パソコンでは画像取り込みとメールのチェックをしている。
画像は残容量があとわずかというところまで取り込んできた。そのため、ヒマを見つけては不要な画像を削除している。旧パソコンの重荷をそれだけ減らせると思えば、気も楽になる。
いずれは新パソコンですべて用が足せるようにしないといけないが、これも若い仲間の力を借りてこそ、だ。
旧パソコンとの操作の違いにとまどうこともある。これはしかし、慣れるしかない。手探りで少しずつ、少しずつなじんでいくしかない。車でいえば、慣らし運転の段階。
まずはブログの画面の大きさを年寄り用に調整する。若い人向けが「標準」なのか、表示される字が小さい。これを大きくした。ワードの入力画面も大きくした。
と書けば簡単そうだが、実際若い人には簡単なのだろうが、これだけでも緊張して操作し、思った通りにいったときには「やった!」、胸の中で叫んでいた。アナログ人間はそんなものだ。
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