2022年6月14日火曜日

曇雨天続き

        
 ドクダミは梅雨の花だ。緑の庭を白く点々と染める。去年(2021年)は八重咲き=写真=が現れてびっくりした。今年はどうか。今のところ普通の花ばかりだ。

 きのう(6月13日)は朝から晴れたが、その前は曇雨天続きだった。きょうも明け方はどんよりしていた。

6月6日に九州~東海を飛び越えて関東甲信が梅雨入りをした。隣接する東北南部もすぐ?と思ったが、やはりこの晴天が梅雨入りの判断にブレーキをかけたようだ。

 曇雨天の中、晩酌をやりながら日本陸上選手権の生中継を見た。晩酌時にテレビをつけるのはただの習慣だ。たまたまその時間帯にNHKが4日連続、陸上競技を放送した。

土曜日(6月11日)は3000メートル障害を見た。あいにく雨だった。その中を走る選手の姿に、中学校と高専時代の記憶がよみがえった。

中学校ではバレーボール部に所属していた。たまたまグラウンドに置かれたハードルを飛び越えたら、陸上部の顧問の目に留まった。にわか部員になって田村郡の大会に出場した。結果は予選敗退。当然ながら、上には上がいることを実感した。

高専ではバレーボール部、次いで陸上競技部に入った。走り幅跳びをやり、マイル(1600メートル)リレーのメンバーに加わった。

高専には独自の体育大会がある。こちらでは東北大会=予選が全国大会に直結していた。なにしろ各県に1校しかなかったから(今は7校)。

さて、前に中3の孫と会ったとき、陸上競技大会に出場する話をしていた。中2まではサッカークラブに通っていた。3年生になったら陸上をやろうかな――そんなことを言っていた。

出場するのは2種目。100メートルはオープン参加。もう1種目は400メートルリレーだという。

孫は水泳、そしてサッカーを続けていたが、ぜんそくの持病があり、運動会でも成績はいまひとつだった。が、小学校の後半になると体が大きくなり、力がついたこともあって、急に駆け足が速くなった。運動会ではリレーのメンバーに選ばれるまでになった。

6年生のとき、市の小学校陸上競技大会に出場した。元陸上競技部員の血が騒いで、会場のいわき陸上競技場へ駆けつけた。

80メートル障害では、いつのまにこんなに速くなったのかと驚くくらい、九つのハードルを軽々と飛び越えた。総合2位だった。男子400メートルリレーには第2走者として出場した。結果はどうだったか、こちらは記憶があいまいだ。

それから3年後、中3になってすぐの大会だ。先日、大会のことを思い出してネットで検索したら、結果が載っていた。オープン参加の100メートルはともかく、400メートルリレーでは2位だった。

 あとで父親が来て、「県大会に出場する」と言っていた。地区予選で敗退した人間には、「県大会出場」のハードルの高さがよくわかる。100メートルの記録も、高専時代の私より速いように思った。

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