いわき市は新型コロナウイルス感染拡大防止一斉行動の延長を決めた。ただし、文化センターや公民館、図書館、美術館、文学館などの臨時休館は5月31日で終わる。
6月1~20日は新たに「リバウンド防止期間」として、①感染拡大地域への不要不急の往来自粛②感染対策がとられていない飲食店の利用や大人数・長時間の飲食の自粛――などを市民に呼びかけるという。おととい(5月28日)、市長が臨時記者会見で発表した。
市は4月24日~5月16日を感染拡大防止一斉行動期間とし、4月29日から5月16日まで公民館や図書館などの公共施設を臨時休館にした。さらに、5月31日まで臨時休館が延期された。
いわき地域学會の市民講座は文化センターが会場だ。年10回の計画で5月にスタートする。最初の講座が臨時休館と重なって6月に延期され、6月も無理か――と覚悟していたが、再延期は避けられた。
ほぼ1カ月の休館中には読みたい本も増えた。図書館から借りる本をリストにして手帳に挟んである。再開初日には休館前に借りた本を返し、リストを見ながら本を探す。毎日がステイホームの身には、図書館の休館が一番こたえた。
おとといの臨時記者会見では、70~74歳のワクチン接種についても発表されたようだ。75歳以上にはすでに接種券の入った封書が郵送されている=写真。第2弾として、その次の年齢層にまで接種が拡大される。予約のためのサポートセンターも設置するという。ただし、対象者は「ワクチン接種を希望しているのにもかかわらず、ネット予約ができずに困っている」人だ。
いちおうネット予約を試みて、できなかったら接種券・運転免許証・スマホを持って、サポートセンター(平地区の場合は中央公民館)へ出かけるつもりでいる。
カミサンは、ようやくかかりつけ医による接種を決めた。それまでは予約受付開始日の朝9時、コールセンターに電話したが、「話し中」でつながらなかった。つながったと思ったら「予約は終了しました」といわれた。次の予約受付日でも同じ理由で予約ができなかった。
先日、近所の病院に薬をもらいに行った。窓口で火・水曜日の午前中はワクチン接種対応のため一般の受診はできない旨、説明を受けた。いよいよワクチン接種が身近な話になってきた。
ただ、わかりづらいのは自治体によってやり方が違うことだ。たとえば、相馬市。地区ごとの集団接種を実施している。希望者を対象に、住んでいる地区ごとに接種日時を指定し、各地区から会場まで送迎バスも運行している。これだとインターネットができないお年寄りも安心して接種できる。なぜこういう仕組みがとれないのだろう。人口規模の差か、それとも……。
ま、とにかく6月10日前後には接種券が届く。そのあとのネット予約がうまくいくかどうか。予約サポートセンターまで出向く必要がなければいいのだが。
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