2021年7月17日土曜日

もう梅雨が明けた

                     
 きのう(7月16日)は朝から気温が上昇した。午後には室温が31度を超えた。今年(2021年)初めての真夏日だ。扇風機をかけていても、じっとしていても汗ばむ。「在宅ワーク」がはかどらない。横になって資料(本)を読むだけに終わった。

 水曜日(7月14日)の朝はみごとな青空だった。庭へ出てあれこれながめながら歯を磨いていると、ジェット旅客機が南西方向へ突っ切って行った=写真。「こんな青空では梅雨明けも近いな」。テレビも東北南部より北部の梅雨明けが早いかもしれない、そんなことを伝えていた。関東甲信だけでなく、東北南部と北部もきのう、同時に梅雨が明けた。一気に真夏がきた。

 東北地方の梅雨明けは、ほぼ小中学校の夏休みと重なる。気象庁の1951年からの統計によると、東北南部の梅雨入りは、平年が6月12日ごろ、梅雨明けは7月24日ごろだ。

今年(2021年)、南部は6月19日ごろに梅雨入りをした。平年および去年より1週間ほど遅かった。梅雨明けは逆に平年より8日、去年より17日も早い。梅雨の期間は1カ月未満だった。

この70年のデータ(確定値)では、原発震災のあった2011年も梅雨の期間が短かった。梅雨入りが6月21日ごろ、梅雨明けが7月9日ごろと、期間はわずか20日未満だった。ざっと見た限りでは、この年が最短のようだ。

当時の7月12日のブログによると――。7月11日に梅雨が明けた。東北南部の梅雨の期間は、平年値で40日前後。それが、2011年はほぼ半分の21日、3週間程度だった。梅雨明けの発表がある前、朝9時10分ごろには4カ月目の洗礼なのか、直下型地震がきた。たまたま車に乗り込んだとき、車がはねた。震源に近いいわき市三和町で震度4だった。(その後、確定値は速報値より2日早い7月9日になる)

室温が30度を超えると、南に面した茶の間では、庭からの照り返しも加わって、暑くて昼寝ができない。今年初めて北隣の部屋に移り、ベッドで昼寝をした。この部屋も夕方になると西日が射して暑くなる。

夕方、晩酌の時間になって焼酎が切れていることに気づく。買い物袋を持って近所のコンビニへ出かけ、「糖分・プリン体ゼロ」の焼酎を買った。それだけでも汗ばんだ。

ポットに水を入れる段になって、今年初めて氷を加えた。冷たい水で割りたい。そう体が要求していた。

それで思い出した。真冬、夏井川渓谷の隠居へ行ったついでに、「木守の滝」からしぶき氷を回収して、隠居の冷蔵庫にしまった。あした(7月18日)行ったらこれを持ち帰り、夜に「氷室(ひむろ)開き」をする。

現役のころは土曜日に隠居に泊まり、6月末の「氷室開き」に合わせてひとり、焼酎のオンザロックを楽しんだ。問題は、アイスボックスなしでどう天然氷を持ち帰るか、だ。ま、とにかく車のエアコンを効かせて直帰するしかないか。

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