2021年10月24日日曜日

ごみネット配布終了

                     
 木曜日(10月21日)の朝。しばらく姿を消していたカラスがごみ袋を破って生ごみを食い散らかしていた。

燃やすごみの日。ネットから袋がはみ出したり、袋の生ごみが見えたりすると、たちまちカラスが舞い降りる。

カラスは簡単に人間のマナー違反を見破る。人間の不注意がカラスを呼び寄せる――となれば、生ごみをめぐるカラスと人間の闘いはエンドレスだ。

 新型コロナ問題がピークを迎えたころ、ごみ集積所での散乱ごみからの感染拡大を防ぐ、という名目で、市が「ごみ散乱防止用ネット」を配布することになった。これはその顛末記――。

 8月下旬、各隣組に市の回覧資料を配ると、すぐ問い合わせがあった。個人で申請するのか、区で申請するのか。混乱を避けるため、区が一括申請をすることにし、新たに回覧資料をつくって周知した。

 同時に、市から提供された集積所マップを手に、区内のすべてのごみ集積所を見て回り、ボックスを除くネットの集積所と枚数を確認した。隣区との境にある集積所については、近くの家を訪ねてどちらの区に属するかを確かめた。

さらに区の役員会を開き、ふだん資料を届けている隣組とネット利用のごみ集積所を重ねて、役員さんが扱う枚数を確認した。

 市の受付開始日は10月11日だった。その日の午後遅く、車2台で出かけた。予定量以上にネットの申請があったとかで、空戻りになった。このことは前に書いた。

 それから2日後、市から電話が入って、車1台でもらいに行った。前は「2台の方が」といわれたが、電話の主は「座席を倒せば大丈夫」という。その通りで、5箱(25枚)がなんとか収まった。

 車から自宅に運び込んでみると、けっこうなスペースになった=写真。前に、一緒に空戻りした役員さんに電話をすると、すぐ来てくれた。別の役員さんの分も併せて7枚を引き取ってもらった。

残りの役員さんには、通常の回覧配布日に届け、日中は留守にしている隣組長さんの多い中層住宅に関しては、後日、役員宅まで取りに来てもらうよう通知を出した。それが10月19日。

ごみ集積所に関してはどの隣組も苦労しているのか、通知を出したら2日間でネットがなくなった。

この件だけで8~10月と、何日も動き回った。「うちの集積所が抜けている」。そんな事態は避けたかったからだ。

一方で、こんなケースも。市にネットをもらいに行ったとき、1カ所、すでに取りに来たところがあるといわれた。区としてはとりあえず申請通りの枚数をもらい、ダブりがわかれば返却することにした。やはりダブっていた。なんでも完璧(かんぺき)にはいかないものだ。

コロナ禍で地区全体、そして区の活動も中止が相次いだ。そうしたなかでごみネット配布が終わると、カラスのごみ食い散らかしが起きた。コミュニティは「ゴミュニティ」をまたまた実感した。

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