10月に入ったとたん、外出する機会が増えた。きのう(10月5日)は朝、市役所へ出かけた。毎年、4月1日と10月1日現在で区内会の世帯数調査をする。広報資料を配るための基礎になるもので、世帯総数(全戸配布枚数)・隣組数(回覧枚数)などを確かめて広報広聴課に届ける。
それが終わって、ごみ減量推進課へ寄った。ごみネットの無料配布が迫っている。申請書類の事前チェックをしてもらった。
8月下旬に隣組を通じて、ごみ散乱防止用ネット配布の「お知らせ」を配った=写真。新型コロナ感染拡大を防ぐ一環だという。
配布対象者に「自治会長、行政嘱託員、保健委員、隣組長、班長などの集積所を利用もしくは管理する住民の代表者」とあった。個人でも団体でも申請できる、そんなゆるやかな表現だ。となると、間違いなく行政区に連絡がくる。すぐ問い合わせがきた。
ごみ集積所は、基本的には隣組単位、あるいは必要な世帯数(10~15世帯程度だったろうか)をそろえたところが許可される。当然、利用者が管理する。わが区では慣例として、ごみネットが古くなると区費の中から新品を調達・支給している。
ごみネット配布の回覧が届いた以上は、各集積所の管理責任者まかせにしておくわけにはいかない。窓口のごみ減量推進課に問い合わせると、一括申請をする区もあるという。
ここは区の役員さんにはかり、区として一括申請をすることにした。そうなればやることは決まっている。市から提供された集積所マップに従い、現況を確認してネットを利用している集積所について配布を申請する旨、チラシに盛り込んで回覧した。
配布は10月11日以降ということで、地図と一緒にもらってきた申請書に、現況調査をして必要な事項を書き込んだ。
当日は、地図と照らし合わせながらの作業になる。チェック済みの書類なら、すぐごみネットをもらえるはず――。
事前のチェックを受けてよかった。書類に「地図番号」を書き込むところがある。そこにゼンリン住宅地図のページ数を書いたが、正確にはそのページのどこに集積所があるか、たとえば横欄外のアルファベットIと縦欄外の数字4が交差するところなら、「I―4」まで表記しないといけない。
これは偶然だが、アクリル板越しに職員が地図番号を確かめていると、人が入って来て、こちらを見ながら「おやっ」という。若いころから知っている副市長だった。退任あいさつで庁内を巡っているところに遭遇したのだった。
市長選に伴ってトップが交代し、ナンバー2も身を引くことは新聞記事で知っていた。一瞬、厳粛な気持ちになったが、今はごみネットのことで頭がいっぱいだ。
希望する枚数を運ぶとなると、自分の車1台ですむかどうか。廊下に置いてある段ボール箱を見ながら、職員も「2台で来た方が……」という。決まった、車も結論が出た。これで当日はすっきりした気分でもらいに来ることができる。
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