土曜日(10月2日)の早朝、起きると風はなかった。台風16号の一番外側、強風圏に入っていた。いちおう家の周りを確かめる。倒れたり、飛ばされたりしたモノはなかった。
やがて燃えるような朝焼けになった=写真上1。月の最初の日には回覧資料を配らないといけない。が、雨で一日延ばしにしていた。まだ雲が多い朝のうちに、区の役員と担当する隣組の班長さん宅に届けた。
コロナ禍に伴ういわき市の「まん延防止等重点措置」が9月末で終わり、10月からはマスク着用やソーシャルディスタンスの基本対策に切り替わった。私が関係するいわき地域学會も区内会もそろりそろりと動き出した。
地域学會の10、11月市民講座の案内がある。公共施設の臨時休館で、延期・再延期のはがきを出したあとの「再起動」だ。講師や会場の変更を余儀なくされた。
そのうえ、10月から土曜日の郵便配達が休止になった。きょう(10月3日)の日曜日は市立美術館で「いわきの文化と美術館を振り返る」をテーマにしたクロストークがある。前美術館長と私が話す。
日曜日は用事がある、週明けの平日夜に作成・印刷・封入となると、金曜日までに届くかどうかわからない。結局、それぞれの時間をやりくりして土曜日の日中、仲間2人と市民講座の案内原稿などをつくり、印刷・封入作業をした。
いつもだと、日曜日は夏井川渓谷の隠居で土いじりをする。10月初旬にはすることが決まっている。昔野菜の「三春ネギ」の種をまく。10月10日がその日――と、渓谷の住民から教わった。それを守っている。
そのために苗床をつくって石灰をまき、種をまく1週間前に肥料をすきこむ。案内封書の切手はカミサンが貼ってくれる。地域学會の作業を終えた午後遅く、隠居へ出かけた。
目的は二つ。一つはもちろん、ネギの苗床への肥料すきこみ。もう一つは、庭のモミの木の根元にアカモミタケが生えているはずだから、それを採取すること。
アカモミタケは10月が発生のピークだ。隠居に着くとすぐ確認した。図星だった。先週の日曜日は2個、6日後の土曜日は3個採れた=写真上2。
そうそう、土曜日は時間がたつにつれて暑くなった。小名浜の最高気温は29.1度と真夏日に近かった。
朝は冷えたので、いつものように長袖シャツを着た。封入作業時には半袖が恋しくなった。午後も遅くなるほど青空が広がった。渓谷へ行く途中、二ツ箭山の上に大きな白い雲がわいていた=写真上3。1時間後に通ると、空には雲ひとつなかった。10月なのにこの暑さだ。夜は氷を入れた水で焼酎を割った。
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