日曜日(8月28日)の天気予報は「雨」「夕方から晴れ」「ところにより昼前まで雷を伴う」だった。
このごろは「超」がつくほど早寝・早起きになった。日曜日もそれで4時過ぎには起きた。夏至から2カ月余り。部屋も外も暗い。季節は間違いなく秋に移っている。
雨はやんでいた。ところが、4時53分ごろに雷鳴がとどろいたと思ったら、また降り出した。庭の車も激しく雨に打たれている=写真。
5時27分、頭上で一発ドカンと鳴った。どこかに雷が落ちたようだ。それからはずるずると、降ったりやんだりが夕方まで続いた。
日曜日は夏井川渓谷の隠居へ出かけて土いじりをする。雨ではそれができない。行くのをあきらめた。
午後には行政がらみの行事がある。こちらは雨が降ろうと降るまいと、憂き世の義理として参加しないといけない。
雨が降らなければ、午前中は隠居で過ごし、午後の早いうちに街へ戻る――そんな予定を立てていたのだが、しかたがない。
それでも、気持ちの上では余裕があった。理由は簡単だ。前日の土曜日、しかも午前。所属しているいわき地域学會の“仕事”を終えたからだ。
9、10月の市民講座案内はがきを印刷し、宛名ラベルを張って投函する。原稿づくりは私。パソコンを動かして印刷するのは若い仲間だ。
金曜日に「8月27日にやるか、1週間後の9月3日にするか」聞くと、8月27日の「午前10時から」という答えだった。実はその日なら午後、1週間後でも間に合うと考えていたので、この「前倒し」はうれしかった。
それで土曜日の昼前には印刷・ラベル張りが終了し、近くのポストに投函することができた。当面の宿題が済んで、土曜日の午後はたっぷり自分の時間になった。
それとは別に、気がかりなことが一つあった。新しいパソコンの起動に時間がかかりすぎる。ボタンを押しても一発で画面が現れない。
息子に連絡してきてもらったのが金曜日。「シャットダウンをしないのがよくない」という。で、そのつどシャットダウンするようにしたら、一発で起動するようになった。
その延長での雨の日曜日だったので、午前中はもっぱら他人の文章読みに費やした。毎日それを続けているので、ようやく先が見えてきた。ゴールまであと少し。
なんでもそうだが、地道に少しずつ、しかない。そのなかで「先送り」になりがちな仕事が「前倒し」で終わった爽快感が、意外と長く胸中に残った。
そして、翌月曜日。朝から晴れたため、一日遅れで夏井川渓谷の隠居へ出かけ、1時間ほど土いじりをした。これだけでも気持ちに落ち着きが生まれる。
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