2023年3月19日日曜日

「洗車日和」?

                     
 3月14日夕方のNHKローカルで「あすは晴れて、『洗車日和』でしょう」と、気象予報士がコメントした。

 「洗車日和」?とは初耳だ。さっそくネットでチェックする。「洗車日和」とか「洗車指数」とかいう言葉が、確かにある。

 さらに情報を探ると、晴れや雨、強風の日ではなく、「曇り空で風のない日」が一番の洗車日和だという。

放送のあった13日は曇りから雨になった。それで、「あすは雨がやんで」というところを、「あすは晴れて」となったのだろう。

一般社団法人日本気象協会が運営する天記予報専門サイトに「tennki.jp」がある。このサイトにいろんな指数が紹介されている。

通年指数では、洗濯・服装・紫外線・お出かけ・星空・傘・体感温度・洗車・睡眠などの11種類、そして現在はこれに冬季限定(10~3月)の水道凍結・うるおい・風邪ひき・暖房・鍋もの・寒暖差肌荒れの7指数が加わる。

まずは日本列島の北海道、東北、関東・甲信などの大枠で、マークと数字で指数を表示し、さらに別項で都道府県内各地の指数が見られるようになっている。

「洗車」については「洗車に適した天気かどうかをお知らせします。数字が大きいほど洗車日和となっています」と欄外に注釈が入る。晴れだった3月16日のいわきは、洗車指数は「10」(福島県内すべてが10)と洗車には「不向き」だった。

13日の雨は、もしかしたら車の花粉を流してくれるかもしれない、そんな期待があった。翌14日朝、庭に出て車を見ると、屋根は前日までとそう変わらなかった=写真。フロントガラスなどは、前よりはきれいになっていた。

洗車日和が気になったのは、今年(2023年)、異常にスギ花粉が飛散しているからだ。ついでに「花粉飛散情報」もチェックする。雨の日はさすがに少ない。

コロナ禍によるマスク着用は、13日から「個人の判断で」というふうに変わった。3年も続いた習慣はそう簡単には解消されない。花粉症もあって、これまでどおりマスクを着用する人がほとんどだ。

ま、ゆるゆると、着けたりはずしたりしながら元に戻る、というのがいいのではないか。大震災に伴う原発事故以来、12年、いわきを含む福島県内ではマスクを意識した暮らしに切り替わっていたのだから。

ところで、14日に東京でソメイヨシノの開花が発表された。統計開始以来、最速タイだとか。「tennki.jp」によれば、いわき市小名浜の桜開花予想日は3月22日、福島市は同27日と、平年よりは早い。

すると、夏井川渓谷のアカヤシオ(岩ツツジ)も……。渓谷のアカヤシオと平地のソメイヨシノはほぼ同時に開花する。渓谷の隠居へ通っているうちに学んだ経験則だ。

朝から雨になった18日、渓谷で寄り合いがあった。アカヤシオは?と見れば、1カ所が淡くピンク色に染まっている。

アカヤシオの最速開花日は「春分の日」だという。それより今季は早い。街のソメイヨシノも、もう咲き出したのではないか。

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