2023年3月26日日曜日

年度末の回覧

                             
 行政嘱託員をしているので、月に3回、隣組に配る回覧資料が届く。それを行政区内の隣組ごとに振り分け、行政などから届いた大型封筒を再利用して担当役員さんに届ける。

 私自身も担当の隣組がある。戸建て住宅と公営の集合住宅がある。前は集合住宅8棟に2~3人の区役員がいた。

体調不良などでやめたあとは役員のなり手がいない。しかたがないので、集合住宅の周辺にいる役員さんが代行している。

前は、階段を上がってじかに班長さん宅に資料を届けたが、加齢とともにそれがきつくなった。数年前、自室ではなく1階の郵便受けに差し込む旨を回覧で伝え、それを実行している。

年度末は、ある意味では配布の正念場だ。新年度用の行政資料が届く。全戸配布の「ごみカレンダー」は、袋(封筒)が郵便受けに入るのでまだいい。同じく全戸配布の「保健のしおり」=写真=はかなりの厚みになる。

まずは袋詰めだ。「しおり」といっても65ページある。隣組の世帯数は平均すると10前後。最大でその倍近い。平均的な隣組でさえ、A4サイズ用の角形2号封筒では間に合わない。それより一回り大きいB4サイズ用の角形0号が必要になる。

今回はたまたま角形0号が残っていたが、過去には捨てずに取っておいたレジ袋や、大きな紙袋まで利用した。レジ袋が有料化された今は、こちらを当てにすることはできない。

一つの班だけでも厚く重いので、郵便受けのすき間には入らない。カギのかかっていない郵便受けもあるが、容量が小さいので収まらない。

ちょうど年度末なので、市から隣組の班長さんに班長手当てが支給された。集合住宅を中心に、年度前期と後期で班長さんが交代する班がある。

こちらは1階の郵便受けに入れるわけにはいかない。自室のドアボックスに差し込むことになる。

私が担当する集合住宅は6棟の計9班。班長さんの住まいは1階から4階までばらけている。前期の班長さんの住まいも含めると、上り下りを何回繰り返しただろう。

全体ではざっと300世帯、30班。ふだんは30分もかからずに区内を一巡できるが、今回は階段の上り下りが加わった分、15分ほどよけいにかかった。

やはり中層住宅の上り下りはきつかったが、たまたま今回は1階に住む班長さんが何人かいたおかげで、そのつど息を整えることができた。

回覧の配布を終えて、予備の「保健のしおり」をじっくり読む。予防接種・成人健診・母と子の健康・救急医療など7項目にわたって「知って得する」情報が載っている。「塩分チェックシート」で合計点を計算したら、12点、「減塩に向けてもう少し頑張りましょう」という結果になった。

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